小児歯科|宮崎市の歯医者 しのざき中央歯科

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小児歯科

小児歯科について

虫歯はどうやってできるの?

虫歯はどうやってできるの?

むし歯は、なりやすい人となりにくい人の個人差がありますが、誰でもむし歯にかかる要素はもっています。

まず食物を摂ることにより歯の汚れである歯垢(プラーク)がつくられます。
その歯垢に細菌がついてその細菌が歯垢中の糖分を分解し、酸を作り出します。その酸が歯を溶か(脱灰)します。この状態が続くとむし歯になります。
専門用語で「う蝕」といいます。

専門家オススメの虫歯予防対策

専門家オススメの虫歯予防対策

「むし歯はできたら治療すればよい」というのは大きな間違いです。治療しても再発したり、詰めものが取れたりして再治療が必要になります。

治療を繰り返していると治療箇所はだんだん大きく削られ神経に達し、痛みがでたり経済的にも負担がかかります。そうならないために、治療よりも予防をすることを大切にして欲しいです。予防にはフッ素を使うことをオススメします。 

ご家庭での予防

フッ素入り歯磨剤

市販の歯磨剤の約8割にフッ素が配合してあります。成分表に「モノフルオロリン酸Na」 「フッ化Na」「フッ化第一Sn」と記載されています。

フッ素洗口

「フッ化Na溶液」を使って約30秒ブクブクうがいをする方法です。洗口剤は歯科医院で購入できます。
注意:保育園、幼稚園で洗口を行っている方は歯科医院にご相談下さい。 

フッ素配合スプレー

歯に直接噴霧するか、歯ブラシに噴霧して歯に塗布するようにします。薬局にて購入できます。 

歯科医院での予防

定期的に歯ブラシや綿球・綿棒などを用いてフッ素を歯に直接塗布します。

フッ素のはたらきについて

フッ素は食品、水、土壌といった自然界に広く存在している自然の栄養(ミネラル)です。
私たちの身体、特に歯や骨にとって欠かすことのできないものです。 

フッ素には次のような効果があります。
歯の表面を溶けにくくする。

フッ素のはたらきについて

酸をつくる細菌の力を抑える 
再石灰化を助ける
 
フッ素が唾液中に存在することで歯の表面を修復してくれます。 

フッ素の応用

フッ素の応用

むし歯を予防するにはフッ素の利用を家族全員で行われることをオススメします。 

●フッ素入り歯磨剤(1回の使用量)
うがいの回数はブクブクうがいを2~3回程度。 (うがいの回数が多いと取り込んだフッ素の効果を下げてしまいます)

フッ素洗口

歯磨き後に行います。毎日法と週1回法がありますが、家庭では歯磨きの習慣と 合わせて毎日法がオススメです。 
洗口剤1包を指示された量の水道水に溶かし調整します。 

  • ミラノールR(ビーブランド・メディコ・デンタル) 1g包を水200mlに溶かして使用 
  • オラブリスR(昭和薬品化工) 1.5g包を水200mlに溶かして使用 

【手順】

  • 洗口液7~10mlを口に含みます。
  • うつむき加減で、洗口液が口の中にいきわたるように30秒~1分間

ブクブクうがいをし、吐き出す。
終了後30分間は飲食を控えましょう。

フッ素配合スプレー

歯磨き後、歯に直接噴霧するか歯ブラシに直接噴霧して歯全体にのばすように塗布します。

予防のステップ

予防のステップ

むし歯にならないためには予防が大事です。
フッ素を上手に利用すると同時に、次のことにも気をつけて生活しましょう。

食事はバランスよく

人間の歯や骨は体の中で最も硬い組織でカルシウムやリンなどのミネラル成分でできています。ミネラル成分を豊富に含んだ小魚類、レバー、海藻、豆類、かみごたえのある野菜を中心とした食事を摂りましょう。

おやつは時間を決めて

だらだら食いは口の中が常にむし歯のできやすい環境になっている状態です。おやつの時間を決めて、お菓子よりも手づくりのおやつや果物をとることを心がけましょう。 

歯みがきはていねいに

自分ではきれいに磨いているつもりでも磨けていないことがあります。保護者の方の仕上げ磨きや専門家によるブラッシング指導を受けましょう。  

健診は定期的に

家庭でのケアも大切ですが3~4ヶ月に1度は専門家に健診してもらうことをオススメします。

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